本「一汁一菜でよいという提案」を読んだ感想。

私の大好きな料理研究家の土井善晴先生の著書、「一汁一菜でよいという提案」を先日ついに読みました。

図書館で借りようと思っていましたが、かなり人気でいつも貸し出し中。

貸し出し予約を取ろうにも数ヶ月分が既に埋まっていました。

そのくらい人気で、周辺の区外の図書館も同じような状況。

ということで思い切って購入しました!

物は極力増やしたくなくて、本は買わずに借りるようにしていましたが、我慢できずに購入。(笑)

結果、とても良かったです!

今回は僭越ながら「一汁一菜でよいという提案」がどんな本なのか、また、読んだ感想を書きたいと思います。

 

 

一汁一菜でよいという提案はどんな本か

料理研究家の土井善晴著。

グラフィック社から出版されていて、お値段は1,500円です!

 

気になる内容はざっくりというとこの国における時代の変化。

その中で食事への捉え方も変わっているということ。

料理研究家として、日本人として、様々な立場から食事について考えられていて、一汁一菜がいかに心地よいかを提案している本です。

随所に土井先生のお料理の写真が載っていて、どれも派手さはないけどホッとするような懐かしい気持ちになるようなお料理でした。

 

食事といえば一汁三菜が理想と言われてますよね。

私もそうやって習ったし、日頃からそのように食卓を彩ってきました。

しかし土井善晴先生によれば一汁一菜でよいというのです。

既にタイトルで一汁三菜に「せねば」という概念を打ち崩してくれました。

土井先生からしてみれば家庭料理というのは別に一汁三菜でなくてもよいし、特別美味しくなくてもよいのだそうです。

 

この時代、食事という行為が大変だと思う人が増えている。

だったら一汁一菜にしてしまえばいい。

おかずも兼ねられるような具沢山のお味噌汁とごはん。

ただそれだけにすれば日々の暮らしがもっとシンプルで豊かになる。

 

と、なぜ一汁一菜が良いのか、なぜ一汁一菜で良いのか土井先生の考えや温かい言葉が散りばめられています。

 

 

一汁一菜でよいという提案を読んだ感想

読んでいて「そうそう!そうなの!」と頷いてしまう瞬間がたくさんありました。

現代の食卓事情を土井先生は冷静にご覧になっていて、主婦や自炊する人の多くが抱えるお悩み「献立が思い浮かばない」。

このお悩みの根底には、食事を作ることに義務感を感じてしまっているのではないかという指摘。

考える時間、用意して作り、食べ、片付ける手間。

これらを考えても一汁一菜というのはとても合理的で体にも優しい。

特別美味しくなくてもいい。

手間をかけなくてもいい。

土井先生の思想がストンと自分の中に落ちてきました。

土井先生はそこまでの意図はなかったそうですが、どういう訳かこの本を読んだ多くの方がなぜか一汁一菜生活を始めたら料理を作るのが楽しくなったと言うそうです。

そんなことあるのかなと思いつつ私も一汁一菜生活をしていくうちにまんまと料理が楽しくなっていました。

なぜかというと、一汁一菜というシンプルなシステムのおかげで、「おいしいものをちゃんと作らなきゃ」という義務感から解放されたので、純粋に料理に向けるようになったからではないかと思います。

料理が面倒に感じてきてしまった人にこそぜひ読んでもらいたいです。

 

食事という生きる上で欠かせない行為。

なのにそれが億劫になってしまう。

なんだかおかしな時代ですね。

食事に対する価値観が変わった一冊でした。

久しぶりに自分の中にストンと入って、それなのに深く根を張ったようなそんな本に出会えました。

とにかく食事に不満やモヤモヤを抱えている人にも読んでもらいたい一冊です。

 

まとめ

以前から読みたいと思っていた料理研究家の土井善晴先生の著書「一汁一菜でよいという提案」

本は図書館で借りるようにしていた私はどこへ行っても人気ゆえに借りられず、思い切って買って読んでみたら、料理だけでなく食事に関する価値観を大きく変えられました。

買ってよかった、読めてよかった。そう思える一冊です。

献立が思い浮かばない人、食事に思うことがある人は是非一度手にとってみてください。

土井先生の温かい言葉やお料理の写真にホッとして救われますよ。

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