毒親の子供の性格|子育て4年目、毒親育ちの私は毒親となったのか・・

今回はちょっと重めの内容です。

みなさん毒親という言葉をご存知ですか?

関連する言葉でアダルトチルドレンや機能不全家族なんて言葉もありますが、ざっくり言うと子供を不幸にする親のことです。
彼らは厄介なことにほとんどが無自覚で、今そんな親が増えているそうです。

毒親にもいろいろなパターンがあるのでその紹介と、毒が付こうと親は親。

そんな親を見て育った子は同じような性格、毒親となってしまうのか?

毒親育ち機能不全家族育ちの私が絶縁した毒親である母に対しての思いと、子育てしていて感じていることと実際自分は毒親かどうなのかをご紹介したいと思います。

毒親のパターンは大きく3つ

1.無関心

基本的に子の世話をせず、親の気が向いた時のみ可愛がる厄介なところがあります。
子のことより自分を優先し、全て自分の基準で判断し行動します。

気分や行動にムラがあるのも特徴。
この親に育てられた子は足りなかった愛情を他で埋めようと、ギャンブルなど何らかの依存症になりやすいです。

2.過干渉

無関心型とは真逆で1から10まで子を監視、こうあるべきだと細かく指示し、自分の指示通りに行動しないと「あなたのためを思って言っているのに」などと言って子を責めます。

子のことを一人の人格として見ずに自分の所有物と無意識に思って行動します。
この親に育てられた子は人の顔色ばかりうかがい、自分の意志や意見を持てないようになりがちです。

3.病んでる

病んでいたり、自分がいかに不幸かをアピールし子の同情を誘う。そしてかわいそうだから、大変そうだからと子に思わせ自分の世話をさせる。

そうすることで子は親に甘えられなくなり、自分の幸せは二の次、なんなら自分は幸せになってはいけないと思ってしまう。
このタイプの親は子に依存し独立させようとしない。(その割に早く結婚したらいいのになどと言う)

どの毒親にもよくみられる特徴として条件付きの愛情、言動に一貫性がない、子に嫉妬する(自分が1番でいたい)、人として問題があるという点。

私は3のパターンでした。
(厳密にいえば123どの要素もありましたが…)

私が子供時代に受けた毒親育児

私の親は、私が10歳の時に別居し、それから約12年後に離婚しています。

私は4つ下の弟と母と3人で暮らしていましたが、この母が毒親でした。

この頃はシングルマザーがさほどメジャーじゃなかった頃で、親戚中からお姉ちゃんなんだからお母さんを助けなさいと言われ、母もそれで悲劇のヒロイン気分を加速させていきました。

仕事が忙しくあまり家にいたことのない父でしたが、離婚するまでは毎月ちゃんと生活費をくれていたようなので父は父でしっかりやってくれてたのに、母は毎日のように父の悪口を私に聞かせ、お母さんかわいそうでしょ?結婚相手間違えたの。と言っていました。

そのおかげで私は今でも父との距離感をわからずにいます。

両親が別居した大きな理由は母が片付けられない人で、それに耐えかねた父がせっかく買った家を手放して出ていきました。

父が出て行ってからは母の家事放棄が進み、私が家の掃除をし、料理をし、洗濯だけは背が届かなかったので洗濯以外の家事をほぼ受け持ちました。

ですが母は遠慮なしにごみを増やしていき、私の育った家は今では開かずの間ができ、山ができ、テレビで見るレベルのごみ屋敷です。

この他にも母が散らかしているせいで家に友達を呼べなかったり、私が少し文句を言おうもんならシクシクと泣き続け自分はこんなにも辛いんだとアピールしたり、機嫌が悪ければ子供を無視して食事も与えず風呂も入れず寝たりされました。

下着も高校生になってアルバイトして自分で買うまではまともなものを買ってもらったことがありません。

今思えば別居前から母は変でした。

私は幼稚園児のころから自分で朝食を用意し、寝ぐせもそのままで一人で歩いて登園していましたし、小学生で痴漢にあった時も警察は呼んでくれたけど、子供がこんな目にあった自分がかわいそうみたいなことをいろんな人に言い続けていました。

この辺も含めて大人になるまで普通の家庭だと思っていましたが、周りの話を聞いていると自分の育った環境の異常さに気付き、そのギャップに大いに悩み苦しみました。
そして何とも言えない虚無感と母への恐怖を感じたのです。

毒親の子は毒親、そうならないために母と決別しました。

母との決別を決めたのはやはり自分が親になってからでした。

私はこんな母の元を奇跡的に独立し結婚し子供を授かりましたが、出産後に実家はごみ屋敷で帰れないので母が1週間くらい仕事を休みにして行くと申し出てくれました。

私の出産は少しトラブルがあって退院後も強烈な痛みを残していたので、その旨も伝えてよろしくお願いしますとあいさつしたのにも関わらずふたを開けてみれば、産後来てくれたのはたったの3回で、こんなお休み久しぶり!と、仕事仲間と遊びに行ったり家で自分の時間を過ごしていたそうです。

こちらに来たら来たで家事などは一切助けてくれなくて、ずっと誰かの文句を言い続けながら赤ちゃんを抱っこしているだけでした。

助けに来たというよりただのお客さんで、悲しいけど友達の方が遥かに助けてくれました。

この時一気に母への疑問が爆発し、それから悶々としたまま子供が1歳になった頃でした。

父から実家の所有権を母に譲るので母との仲介を頼まれ、その手続きを手伝っているときにいろいろと振り回され絶縁を決めました。

「もう疲れた、私の人生にこの人はいらない。この人に振り回される時間と体力を使う必要がない。」
そう感じ連絡を一切取らないようにしました。

ここまで長かったですが一連の騒動を思い返して、母に感じるのはよくもまあという恥ずかしさと振り回され続けた悲しさ疲労感、そして自分の子供に対して私の母のようになってしまうのではないかという恐怖でした。

母を毒親と認識してからはとにかく恐怖がついてきました。
正直生み育ててくれた恩と、すぐ悲観的になって泣いてしまう母への申し訳なさもあって葛藤を今でもし続けている部分はあります。

ですが、私は私。

自分の人生を歩み、自分の子供を幸せに育てるためにはこれでよかったんだと思っています。

毒親の子とその夫の重要性

私には父との記憶はまともに残っておらず、母から聞かされた悪口がすっかり染みついているので、夫とは父親とはと悩むことがありました。
このせいか恋愛依存症になり結婚前までは恋人をとっかえひっかえしていました。

今思うと自分を大事にしていなかった証拠だしとても恐ろしいなと思います( ;∀;)

ですがいろんな人を見てきたおかげで、最高のパートナーと巡り合えました。
夫の両親はなんやかんやと言いながら仲が良く、私にも子供にもとてもよくしてくださる方々なので本当にありがたいです。

同時に自分の育った環境と比べて夫がうらやましく卑屈になってしまう時があったり、母との絶縁で母も連絡先を知っている夫を巻き込んで迷惑をかけてしまいそこに悩むことも。

夫に対して母に関して一切のスルーを頼み、育った環境を軽く話してこういうことで時々卑屈になってしまうことがあったり、非常識な振る舞いを知らずにしてしまうことがあるかもしれないけど、乗り越えて子供とあなたを幸せにしたいので応援してほしいと伝えました。

夫は育った環境についての詳細は無理に聞かないよ、話したくなったら話してと言ってくれているので、私もいろいろありすぎて長くなるので軽く言っているのみです。

ですが、自分も毒親にならないためにはパートナーの存在も重要になってくると思います。

毒親の子の子育て、4年目。私は毒親になりかけていました。

私が母になって4年が経ちました。
今では2児の母です。

何の因縁か母と全く同じ妊娠歴で、娘を出産して流産してその後息子を生んでいます。

姉と弟。

1姫2太郎でいいねと周りはいいますが私としては自分と同じ姉弟でつい娘と自分を重ねて見てしまいます。

姉である娘にはどうしても私の母のようになってほしくなくて、ついきつめになってしまいがちで、弟である息子には甘いようなどこか無関心気味な感じです。

私は常にイライラした状態です。

母と縁を切って2年。

母は息子の存在を多分知りません。

私はあの人とは違うと思いながらも毎日どこかで母のことを考えてしまいます。

この呪縛は多分一生解けないんじゃないかなとすら思いました。

縁を切れても育った環境で染みついた考え方を変えるのには時間を要しています。

娘は1歳前から保育園に通い、下の子が待機児童になったことをきっかけに幼稚園に切り替えました。

保育園の頃より一緒に過ごす時間が増えて気付きましたが、厳しめに育ててきた娘はしっかりしているようでまだまだ私に甘えたい。

自分の子供の頃の寂しさや、母のようになりたくないし、したくないという義務感のようなものばかりにとらわれて娘の気持ちに気付けないでいました。
私はこのまま娘の気持ちに気付けなければ、うっかり毒親になるところでした。

私のここまでの率直な感想は毒親の子は毒親になるのではなく、お手本になるであろう親がまともに機能していなかったので子育ての仕方がわからないだけだと思いました。
私も娘の気持ちに気付いてからはイライラは減り、ちゃんと子供を子供として見られるようになってきました。

子供の頃の寂しさを自分の子供に投影してしまうのは大きな間違いです。
毒親が生まれてしまう大きな1歩です。

自分も自分の子供も含めて、いかに客観視できるか。

それが毒親の子は毒親という概念からの脱却のポイントになると思います。
毒親と絶縁して2年、親になって4年。

未だに毒親に苦しむ場面はありますが、ようやく少しずつ上向きになってきました。

まとめ

毒親の子供は確かに同じような性格、毒親になりやすいです。

身近なお手本である親や家庭がまともに機能していなかったら、わかるわけがありません。

子供の頃の寂しさや辛さ、親への申し訳なさをいつまでも気にしていたら、あなたは辛いままです。

ですがそこに気付き、客観視できれば、自分の子供の気持ちを冷静に考えてみれば、きっとあなたもあなたの子供もごく普通の幸せを感じることができます。

一概には言えないのでしょうが、私は毒親を切り捨てて正解だったと思います。

そしてきっとこの先も続くであろう毒親の呪縛とうまく折り合いつけながら自分の人生を生き、自分の子どもには絶対同じ思いをさせないと願うのでした。

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